消毒剤

しょうどくざい

病原性の微生物・ウイルスを殺滅し、感染性を失わせるための物質。抵抗性の高い芽胞への有効性はない。

消毒

しょうどく

器材の感染性を失わせるための処理。病原性のある微生物を殺滅する、病原性を失わせることを目的とする。細菌芽胞に対する殺滅力はなく、全ての生物を殺滅する滅菌と区別される。実務上では器材等の処理手段として広く使われている。

蒸気パルス

じょうきぱるす

連続的にチャンバー内へ蒸気の導入と排出を行ってチャンバー内の圧力の増減をさせること。蒸気滅菌器では、滅菌時間前に効率よく空気を除去するために用いられる。チャンバー、被滅菌物内に残存していた空気が、蒸気パルスごとに除去される。

蒸気トラップ

じょうきとらっぷ

機器や配管内の蒸気を封鎖する機構。ボイラー(蒸気発生器)などに設置され、ドレーン(凝縮水)を自動的に排出するが、蒸気の漏れを防ぐ(トラップする)働きがある。

細胞

さいぼう

生物の単位。細胞膜という薄い膜に覆われ、細胞質という液体を包んでいる。中心には細胞核と呼ばれる中心があり、細胞が増殖するための情報を含んでいる。

細菌

さいきん

空気中、水中、土壌中、動植物中に存在する最も単純かつ小さい生物種。生命の生存に必要なものや逆に病気の原因となるものが存在する。単細胞生物であり、核を持たない原核生物である。