物質が相変化するときに必要な熱エネルギーの量。エネルギーを温度差として見ることができない(潜んでいる)ためこの名前がある。(反意語の「顕熱」も参照。)例えば氷(固体)が溶けるとき、氷が完全に溶けきるまで氷水の温度は一定のままである。同じように、液体が気体に変化するとき(蒸発するとき)、温度差を目で見ることはできないが、水を蒸気に相変化させるためにエネルギーが必要となる。これが潜熱である。
潜熱
せんねつ
せんねつ
物質が相変化するときに必要な熱エネルギーの量。エネルギーを温度差として見ることができない(潜んでいる)ためこの名前がある。(反意語の「顕熱」も参照。)例えば氷(固体)が溶けるとき、氷が完全に溶けきるまで氷水の温度は一定のままである。同じように、液体が気体に変化するとき(蒸発するとき)、温度差を目で見ることはできないが、水を蒸気に相変化させるためにエネルギーが必要となる。これが潜熱である。